時間がありません

父親の体調が悪い。いつ頃からだろう、もっと注意していれば良かった。
2ヶ月ほど前だろうか、声帯の麻痺が出て声が出ない。顔のしびれもある。怖いとは思ったがMRI、PETと検査をして何も見つからず、声帯麻痺の原因が分からない場合は自然に治ることもあるので様子を見る(放っておく)とのことで安心していた。
身体がしんどく外に出る元気がない、食べにくいこともあって食欲が無い。そんな状態が続いていた。
足がしびれる、手がしびれる、そんなことを言い出したのは1ヶ月ほど前。その前から少しずつ進んでいたのでしょう。通院しているのを良いことに医者に任せるのみでしたが、進行は早すぎました。左手が挙がらなくなり、反対側の足のしびれも強くなり歩くことが不自由に。家には杖が置いてありました。
先週の土曜日、マッサージをしながら、様子を見てみましたが、完全に麻痺が出ております。足も不自由でした。でも、ゆっくり立って移動は出来ていました。月曜日に行ったときも、マッサージをしました。寝返りを打つのに、自分の足を持って引っ張ります。土曜日より動きが悪い、これはまずい。
入院の空き待ちでしたが、火曜日が診察日でしたので、この状態を見て入院させてもらえるとは思っていました。医者に任せるしかないとも感じました。
診察の翌日、が本日ですが、入院することになり朝から妹が父と母を連れて行ってくれました。その後、夕方に検査結果を知らせるとのことで再び母と妹が行き、悪性リンパ腫の脳への転移だと言われました。

なるほど。 …じゃないです、もっと早く気付くべきでした。
しびれの範囲の広がるスピード、麻痺の出現。1,2週間でも早く治療開始できなかったのか悔やまれます。先生は先手を打って「早く治療初めても結果は変らなかった」とおっしゃってたそうですが。

はあ。