99%!

1/80  これは40過ぎて下の子を妊娠したときに妻が告げられた遺伝子異常の確率。
1/100 これが今回の記事でやり方で外れる割合。
1/200 これが羊水検査で惹き起こされる流産の割合。

ちなみに1/80は我が家に特異な数字ではありません。それから、羊水検査では100%確実な結果を得られます。我が家ではなんの検査もしませんでしたが、1/80と言う数字には少なからず考えさせられたものです。20代の妊娠では1/80が1/1000だったりするのですから、正しい知識を適切な形で普及させることが必要だと思います。倖田來未みたいじゃなく…
感じたのは知ることから来るしなければならない決断の重たさ。終戦間際ロシアが参戦することを知らされた指導者たちの判断は…ん〜一寸違うか、頭の中身が見れるようになって血管の状態まであからさまになったために手術出来ない脳動脈奇形が…。これもちょっとちがいますね。
あと、1/100は「100人にひとり」ということだということ。100人にひとり死ぬ病原菌が見つかったとしたらそれはむちゃくちゃ怖いやつです。99%以上、とありますのでもっと確率上がるのかも知れませんが。

妊婦血液で胎児のダウン症診断…国内5施設で
読売新聞2012年8月29日(水)

 妊婦の血液で、胎児がダウン症かどうかがほぼ確実にわかる新型の出生前診断を、国立成育医療研究センター(東京)など5施設が、9月にも導入することがわかった。

 妊婦の腹部に針を刺して羊水を採取する従来の検査に比べ格段に安全で簡単にできる一方、異常が見つかれば人工妊娠中絶にもつながることから、新たな論議を呼びそうだ。

 導入を予定しているのは、同センターと昭和大(東京)、慈恵医大(同)、東大、横浜市大。染色体異常の確率が高まる35歳以上の妊婦などが対象で、日本人でのデータ収集などを目的とした臨床研究として行う。保険はきかず、費用は約20万円前後の見通しだ。

 検査は、米国の検査会社「シーケノム」社が確立したもので、米国では昨年秋から実施。妊婦の血液にわずかに含まれる胎児のDNAを調べる。23対(46本)ある染色体のうち、21番染色体が通常より1本多いダウン症が99%以上の精度でわかるほか、重い障害を伴う別の2種類の染色体の数の異常も同様にわかる。羊水検査に比べ5週以上早い、妊娠初期(10週前後)に行うことができる。