メキシコ

患者さんの娘さんでメキシコシティに留学か何かでしばらく住んでいた方があり、平和な高地の町なんだと思っていたのですが、ここ数年はその首都メキシコシティでさえひどい状態になっているようです。
メキシコでは、ジャーナリスト、市長、警察官(まともな)、一般市民や子供たちを巻き込んだひどい事件が続いています。ほとんどが同士討ちなのでしょうけれど、とても正常な生活が送れる環境で無くなっているようです。
アナベル・ヘルナンデスさんの話を読むととても自分に出来ることじゃないと思えます。えらいなあ。すごいなあ。たまらんなあ。
メキシコ人ジャーナリストのヘルナンデスさん -「最後までジャーナリストして声を上げ続ける」 : 小林恭子の英国メディア・ウオッチ
2011年時点でのメキシコの状況(PDF)
http://d-arch.ide.go.jp/idedp/ZLA/ZLA201106_008.pdf

殺された警察署長の後を継いだ若い女性のことや切り裂かれた傷を持って市長を続ける女性のことも読んだことがあります。たまたま目にしただけかも知れませんが、女性強し。
以下の記事でメキシコのひどい状況を思い出しました。日本って平和で良かった。

米シカゴ:「麻薬犯罪王」凶悪犯トップに カポネより危険
毎日新聞2013年2月16日(土)18:47
 米麻薬取締局とシカゴ犯罪委員会は14日、メキシコの麻薬密輸犯罪組織シナロア・カルテルの首領ホアキン・グスマン容疑者(58)をシカゴの凶悪犯指名手配リストのトップに指定したと発表した。「凶悪犯」指定は禁酒法時代のギャング、アル・カポネ以来だが、当局は「アル・カポネよりずっと危険」としている。