アシュトン教授にインタビューしてる記事がありました。
エラー : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)


この佐藤記者は精神科医療にかなりの問題意識(不信感…)を持っているようです。

取材で精神科医に会う度、決まってする質問がある。「診断や投薬、言動などに問題のある精神科医は何割いると思いますか?」

 「いない」「ほとんどいない」といった言葉は聞いたことがない。精神科関連学会などでは、不適切な治療が話題になる時、「悪いのは一部の医師」という言葉が飛び交うのだが、精神科医に面と向かってたずねると、苦々しげに、あるいは諦めたような顔でこう語るのだ。

「言動がおかしな人を含めたら半分」「10人に1人は病気としか思えないようなむちゃくちゃな投薬をする」「精神疾患が疑われる精神科医は相当いる」「8割は使い物にならない」

 さすがに「8割」や「半分」は言い過ぎだと思いたい。良心的で技術が高く、尊敬できる精神科医を私は多く知っている。だが、決して少なくない割合で、極めて不適切な言動や、病的な投薬を繰り返す医師がいることもまた事実なのだ。

 最初は模範的な診療をしていたのに、打ち込み過ぎて燃え尽き、病的になった医師もいるようだ。「精神科医の多くが、薬を出さなければいられない強迫性障害に陥っている」と指摘する精神科病院の院長もいる。

 これが外科医であれば、突出した手術の腕さえ持っていれば、言動が多少おかしくても許される場合はあるだろう。現に、テレビでおなじみの「ゴッドハンド」たちは、個性的な人が多い。だが、こころを扱う精神科医が人の気持ちをくみ取れなければ、患者との治療関係は成り立たない。自ら精神疾患を患ったとしても、それを患者理解につなげて診療レベルを上げてくれればいいが、必ずしもそうはならないようだ。

由々しき問題ですね。でも私としては、とりあえずは、多くの人が利用するベンゾジアゼピンについて注視したいです。眼瞼けいれんの誘発などもあるようです。
エラー : yomiDr. / ヨミドクター(読売新聞)