年寄りの勘というのはバカに出来ないもので、年寄りというのはうちの親のことですが、最初、え〜!と思っても、結果的になかなか良かったという判断することも多くあります。
さて、浅はかなる常識として、抗生物質は貰った分だけのみなはれ残したらあかんでと、たまに膀胱炎になる母親に(楽になった時点で止めて次になったときにまた使っていました)言ってたのですが、まあ、日本は抗生物質多用しすぎだと言う話もありますが、服用した以上最後までのみきらないとあかんと思ってました。でも、以下の記事で「う〜む、結果としては案外悪くなかった」んだなと。暗に?出し過ぎと言ってますね(^^;)。とはいえ、素人判断はやはり駄目ですよ!

m3.com 東京医科歯科大学、研修医セミナー第21週「泌尿器感染症」─Vol.1

 治療は簡単です。抗菌薬3日間分出します。ここでどのぐらい出すかはいろいろです。日本は皆保険もあり、1週間出すことも多いです。エビデンスによると、膀胱炎に3日以上の投与をしてもほとんど効果の上積みはありません。逆に薬を3日以上出しているのに治らないのは、ほかの原因を考えた方がよいのかもしれません。
 推奨される治療としては、要するに何でもいいということです。抗生物質はだいたいレボフロキサシン(商品名クラビット)になります。3日間出しておけば普通の膀胱炎は治ります。